保育士

若者に最適な仕事

若者の自立支援としての採用

最近、保育の現場に新たな内容の求人が加わりました。若者の自立支援として、引きこもりやニートの状態にあった人を採用しようという試みです。これまで、農作業や工場作業で同じような取り組みがなされてきましたが、公立を初めとする保育所で求人が行われるのは初めてです。人との関係を自ら遮断してきた若者を保育園で働かせて大丈夫かとの指摘もありますが、実は保育の現場では、清掃や力仕事などの雑用仕事が多いのです。あまり人と関わらなくとも出来る仕事なので、人間関係を築くのが難しい若者にも向いています。そして、園児たちの元気な声を感じながらの仕事は、固まった心を解きほぐすのにも効果的と言われています。このような求人はまだ少数ですが、今後拡大を見せると推測されます。

若者と子供の触れ合いを通して

保育施設で始まった若者の自立支援策ですが、一部の民間施設では積極的に取り入れている所もあります。求人の最初の段階は、インターンシップと同等の入り方ですが、人柄や性格、仕事に対する態度などの総合評価点数が良ければ、長期アルバイトや契約社員として採用されます。保育所の無資格のアルバイトといえば、中高年の女性が中心でしたが、このようなシステムを取り込むことで、若い世代の採用も進むと見込まれます。人間関係に問題のあった若者も、幼い子供たちと遊びを通した触れ合いで、これまでとは違った成長をするといいます。そして、保育所の子供たちにとっては、お兄さん、お姉さんのような若者がいることで、園全体の活気が上がることも報告されています。まだ、取り組みが始まって浅い状態ですが、保育の現場で就職を希望する若者にとって朗報と言えます。